銅単線RCAを聴いてみよう

という訳で、音が大分落ち着いてきたので作り方&インプレを。

[材料](50cm*2の場合)
・5Nアニーリング楕円銅単線 2.2mm×2.6mm 2m
・SFチューブ 3mm 1m
RCAプラグ 4個
ホットボンド、テフロンテープ 適宜
材料はすべてオヤイデで調達可ですがRCAプラグだけは注意してくださいね(後述)


[作り方]
1)銅単線を4本に切り分ける
2)RCAプラグに半田付けする。導通を確認後、ホットボンドを充填
3)SFチューブを通した後、もう片方のRCAプラグに半田付け。
4)SFチューブ両端をテフロンテープで固定


・・・ひねりがなくてごめんなさい。
ちなみに2)でホットボンド処理を行わないと100%単線の弾性だけで半田が外れます(爆)
実際は、調達したRCAプラグの問題でカバーを取り付けられず、4)の処理のついでにテフロンテープでぐるぐる巻きにしてあります。今の所問題なしです。


音ですが、プリ−パワー間に使用していますが、びっくりするくらい素直。太いので経験上から言って高音側が減衰するかと思っていましたが、ほとんど感じない。
ただし低音は結構ガツンと出ます、見た目どおり。出る上に音の重心も下がった感じになります。
ARCAMに変えて唯一不満だった中低音域の張り出し感不足が改善されました。かつ上の素直さはほぼそのままです。


あくまで僕の環境ですので、もし追試される方は同じくオヤイデで売っている「5Nアニーリング楕円銅単線 1.4mm×1.8mm」にするほうが無難かも。オヤイデの人も他に試した人の感想として太いほうは低音が出すぎて・・・という事を言っていましたし。


ノイズ面で問題なければ、結構安価に凄いケーブルが作れる可能性が見えてきました。あとはオーグラインとの比較(つまり銀との比較)を行って、今後の指針を決めたいと思います。