真M.G.A完成

はい、という訳で、実験の結果に気をよくしてwebの隅々を探してみまして、結構よさげなトランスを発見、入手したので本番版M.G.A「真M.G.A」を完成させました。

コンセプトは以前も書いたとおり、


・入手したトランスで得られるマイナスゲインの観点から、抵抗式とのハイブリッド構成とする
・(比較的)綺麗にケーシングする


という事としました。
ちなみにトランスは、JENSENのJT-115K-E(機材からの取り外し品だけどほぼ未使用、スペックシートはhttp://www.jensen-transformers.com/datashts/115ke.pdf)です。
LUNDAHLも探しましたが、比較的安価で見つかったのでこちらに。スペックも申し分ないですし。


で、完成した姿はこんな感じです。


入力側がRCAジャック、そこに-6dBの抵抗式アッテネータをかませ、トランスに入力しています。
出力側はトランスに直結した形でRCAプラグ直出しとしていまして、パワーアンプに直結する形です。ちなみにRCAプラグとの間は0.8mm銀単線としています。
(ちなみに箱はコストと工作性を考えてタカチのプラスティックの箱です)


で、今動作確認を兼ねて試験運用中ですが、狙い通りゲインはいい感じに下がりました。SA-1000がより使いやすくなってうれしいです。
音質評価は改めて、とします・・・今は工作+一発動作の満足感で冷静に判断できないですので(爆))


いやぁ、しかし工作って楽しいですね〜^^


[11/4追記]
本家本元のkhimaira様よりアドバイスを受けて、ついまたいじってしまいました。
具体的には初段の抵抗式ATTを排除し、終端抵抗を挿入、という感じに変更しました。


いや、しかし終端抵抗の値で音がぜんぜん変わりますね。理屈的に考えても当たり前ですが^^;
今の所バランスがいい500オームを採用しています。もっと下げてもいいかもです。
(最初は適当に12kから始めたんですが、高音がざっくり削られて、大ショックでした^^;どんどん下げていって手持ちのやつで試した限りで500としています)