新年初ネタ

はい、予告はしていたものの、着手が本日となりましたのでいまさらながらエントリーしてみたいと思います。


実は、昨年末より色々機材放出/変更の関連で、RCAケーブルが長すぎたり、短すぎたりとしっくり行かない状況でした。
放出に伴うお金でまた素直に市販品を買うのもいいんですが、ここはまあぴったりの長さの物を自分で作ろうと、色々検討をしておりました。
悩みどころというと・・・

  • 素材(銀単線?それ以外?)
  • 構造(単線をよじるだけ?リッツ構造?それ以外?)
  • 太さ(太め?細め?)

の3点ですね。

で、色々ネットをさまよっていた所DIY Silver Interconnectsなんていう情報を発見。そのほかにも同様の考え方をベースにしたケーブルが見つかったので、これを追試しようと決意しました。ちなみに0.7mペアを製作しました。


用意した材料は、

  • 絹まき0.5mm銅単線
  • 中心部用のチューブ(3mm径)
  • RCAプラグ

といったものです。合計で純粋な調達コストで6000円、必要部分だと5000円程度です。
#ほとんどがRCAプラグのコストです^^;


構造は上記サイトそのもの(出来る限り、ですけど)としました。
結構中心用チューブに単線を巻きつける作業がめんどくさいなぁとは思いましたが、それ以外はまあかんたんですね。


早速ヒアリングしましたが、意外なことに、細い線材の割に音のバランスがいい感じです。下も必要十分ですね。
これは、以前当blogにて、極太銅単線RCAのエントリーがあったことを覚えていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、その際の経験で低音は太さに依存する印象が強かった自分としてはすごく意外な結果でした。
また、シールド処理が一切なく、もっと言うと表面処理も手を抜いている割に、全くノイズを拾うという事がなく、安心して使用できます。
当然ながら、使用しているものが極細(オリジナルはもっと細いけど)なので、取り回しもらくらくと、メリットが多いと感じました。


今、別の悩みが発生してまして、あまりの試作品の結果がよかったので、銀線で再度作るかこのままでいくか、しばらく悩ましい夜が続きそうです(爆)


それはともかく、材料に凝ってもそれなりの値段で治まるこのレシピ、是非トライしてみていただければと思います。