VR-2音質改善プロジェクト:その4 カーボンインシュレータ

で、低音の量感が増えたんですが、インシュレータでどう変わるか実験したいなぁなんて思っておりまして。
ある時、定点観測しているblogでカーボンインシュレータのエントリーが上がっており、値段(50*50*20で1個850円!!)と評価がよかったので迷った上でメールで問い合わせて、一気に購入してみました。


届いて箱を開けたら・・・思いっきりカタログ+今まで載った新聞記事等ばかりで片隅にインシュレータが丁寧な梱包に入っていてびっくり(笑)
で、現物を見て2度びっくり・・・これってカーボンというよりグラファイトなんじゃないって感じで、叩くと甲高いほど硬いけど色は鉛筆の芯みたいな塊が出てきました^^;
(ちなみに触ると微妙に手が黒くなります(爆))


それはともかく、早速装着しました。
まずは、SP自体の高さが上がったので、ちょうどツィーターと耳の高さがあうことで高音側の抜けがよくなりました。これはうれしい誤算。
それ以外は・・・実は最初すごく「失敗」と思いました。というのも最初に聞いた際明らかに音が丸くなったように感じたんです。
うーん、という事で色々聴いてみると・・・愛聴盤のNileを聴くと、少し整理された感じで聴け、丸い、とまでは言わない事がわかりました。
どうも、傾向として、とげとげしさを削除する方向にあるようで、その為音源によってはちょっと「丸く」感じるようです。
他の音域は全く手をつけず、いわゆるプレゼンス成分(ギターやってた人は判るかな?)だけをほんの少し制御する感じといえるかと思います。


ある意味これは面白い感覚ですね。他の機材に使用したらどうか等、ちょっと突っ込んで行ってもいいかもしれないです。