安定期

というわけで、プツプツいわないか2〜3日様子見と、エージングと印象整理のために間を見てみました。
まったくプツプツ言わない(レコード起因除く)のが確認できましたので、何を調達したかと印象を書こうかな、と。


まずは選んだ基準です。

  • 現行(?)球であること
  • 1個2000円ほどであること(4球必要なので8000円を超えないこと)
  • 最低1個はエレハモのものにしてみること

まずは最初のものなんですが、NOS物とかでなく、今まさに生産していて入手性、再現性に問題ないものをチョイスしました。
まあ、経験上NOS物とかでも問題ない場合は多かったですが、会社昼休みダッシュで在庫を気にしつつ・・・というよりはいつでもどこでも購入できるものがいいかな、と思いまして。
2番目は省略して(苦笑)、3番目ですが・・・これはきっちりした理由があります。
今回プリを入れて全般的には大満足なんですが、システムとして改善したい点ほんのちょっとありました。
それは、高音域が少し足らず、低音域が少し曇っているという点です。おそらく両現象とも重心を上げてあげれば取れるんじゃないかな、という仮定にのっとり、経験上重心が少し上向きですっきり系のエレハモの球をチョイスすればいいんじゃないかな、という半分勘みたいなものでした。


で、調達したのは、

  • 12AT7 GOLD(エレハモ)
  • 5751 GOLD 2個(エレハモ、12AX7高信頼性管)
  • 12AX7(TUNG-SOL)

です・・・結局エレハモ物が3個になってしまいました^^;
ちなみに4球買って7千円ちょっと。予算どおりです(笑)


ノイズ問題はさておき、音の印象ですが、一言で言うと下から上まですっきりきっちり、という感じです。
特に狙い通り上はものすごくしっかりしました。シンバル、ギターとかの高音側、ハイトーンヴォーカルとかは非常に心地よくなりました。
下は・・・ここは逆に自分の勢いを後悔した点ですが、曇り自体は取れましたが、少し量感としては物足らなくなりました。出てこない訳でなく、かつシャープにはなったんですが、もうちょっとこう「ズドーン」って感じで来て欲しかったわけです。
と言う訳で、エレハモで調達した12AT7を別のものにしようかなと思っております。それでまあ何とかいい感じに収まるでしょう、多分・・・いえ、きっと。


ともあれ、今回の投資はここ最近の中では最も満足の行く結果となりました。真空管アンプ、色々いじりどころがあって面白いなとつくづく感じます。